ある元がん患者のお話


当ホームページの中の人です。

先日セミナーで貴重な話が聴けたので、今日は皆様にご紹介します。
講師は元フジテレビアナウンサーで現在フリーとしてご活躍の笠井信輔さんでした。
笠井さんは2019年に悪性リンパ腫(血液のがん)のステージ4と診断されました。なんとフジテレビを退職して2か月後のことだったそうです。
4か月半の闘病期間を経て、現在は寛解されテレビ出演や講演活動にご活躍されています。
貴重なご経験から得られたメッセージを抜粋して皆様にお伝えしたいと思います。

ステージ4は助からない、は間違い

笠井さんは診断時に悪性リンパ腫「ステージ4」と診断されました。多くの方は「末期がん」と混同されますが、これは「昭和の考え方」。ステージ4の先に末期がんがあり、令和の医療ではステージ4は十分治せる可能性があることを身をもって証明されています。

QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を維持すること

QOLを維持することががん治療では最も重要です。
抗がん剤治療により抜け落ちる髪や眉毛を整える「アピアランスケア」が最近は注目されていて専門の美容室が全国的に増えており、自治体によっては助成金も出されているそうです。

また抗がん剤の副作用について。吐くことは精神的につらく、治療の最大の障害とされてきました。
現在は「制吐剤(吐き気を抑える薬)」をはじめ副作用止めが発達しており、笠井さんは4か月半の治療期間中一度も吐かなかったそう。これを「支持療法」といい、がん治療と両輪として患者を支えているそうです。
治療中は栄養管理された病院食より食べたいものを食べ、体重を減らさないことが重要とも。笠井さんはペヤング焼きそばをこっそり食べて奥様によく怒られたそうですが、栄養バランスを考えるのは二の次、体重を落とさないことで体力が温存され治療意欲を維持できたとのことでした。

お金がQOLを上げる

笠井さんが治療中の出来事で寛解の次に嬉しかったのは
「十分な治療費を保険で用意できることが分かった時」
だったそうです。がん治療には多くのお金が必要です。十分な治療費が準備できることは本人にとってはもちろん、第二の患者ともいえる家族にとってもうれしい出来事だったそうです。家族が笑顔になり、一丸となって笠井さんを支えてくれたきっかけは保険であったとのことでした。

ところで皆さんがご加入されているがん保険は

・十分な治療費が準備されていますか?
・給付金が1回きりではなく何度でも受け取れますか?
・保険期間は80歳までではなく終身になっていますか?
・初期のがん(上皮内がん)でもしっかり受け取れますか?
・がんになったら保険料払い込みを免除されるようになっていますか?
・健康医療相談やセカンドオピニオン紹介のサービスが付帯されていますか?
・早期発見につながる先進の検査を受診できるサービスが受けられますか?

がん保険を見直せるのは健康なうちだけです。さらに若いうちなら保険料も比較的お安く済みます。
気なった方はお早めに弊社までお問い合わせください。

辻下


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